明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します。
昨年と違い、２０２５年は天候にも恵まれ、穏やかな年明けとなりました。昨年は、元旦の能登半島地震で始まる、なんとなく不安定な１年でした。昨年１０月の総選挙の結果、過半数割れとなった与党が政権を維持しているため、不安定な政治情勢が作り出され、そのまま新年を迎えることともなりました。
本年は、４月１３日に大阪関西万博が開幕し、約半年にわたり国際イベントが展開されます。そのテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」となっていますが、我々にどのような新時代を提案してくれるのでしょうか。楽しみではありますが、果たして、１９７０年の大阪万博が日本にもたらしたようなインパクトのある万博となるのでしょうか。
デジタル化の進展によって、社会は大きく変わろうとしていることは確かですし、ＡＩの進化によって、これまでには想像できなかった新時代となるとしても、全ての人が豊かさを実感し、利便性を享受できる社会が実現することを期待したいと思います。
他方で、少子高齢化は間違いなく進み、人口減少を食い止めることもできそうにありません。そして、価値観もどんどん多様化しています。そうした流れを前提とした経済活動と社会づくりが進められています。法律もそれに合わせて目まぐるしく改正されています。
そういう中にあって、私たちの弁護士活動のあり方も、社会のニーズにあわせて変わっていかなければなりません。学習の必要性は言うまでもありませんが、どれだけ新しい感覚を違和感なく受け入れることができるのかが問われています。
当事務所では、本年４月には新人弁護士の入所も予定しており、皆さんのニーズをしっかり受け止め、皆さんの期待に背くことのない事務所づくりを進めていきたいと思います。
引き続きご指導ご鞭撻を賜りますよう、よろしくお願い致します。